ここは、高麗太祖時に開国壮絶公申崇謙將軍が後百済軍と戦いの中、太祖王建が戦死した場所で大邱広域市記念物第1号である。申崇謙将軍は王建を奉じて高麗の開国に大きな功績を残した人物である。その後、太祖王健と共にした後百済軍を相手にした公山戦いに参戦することになる。戦闘中、王建の命が危うくなると代わりに王建に変装して戦死する。王建は無事脱出に成功し、命を取り留めた。戦争が終わった後、王健は申崇謙将軍が戦死した場所に智妙寺を立てて冥福を祈り、一品田地三百畝を授ける。今も公山戦闘の激戦地であった八公山一帯には、王建が甄萱に大敗し、身を隠した王山には、脱出路を照らしてくれた夜明けの月が照らしてくれたと伝えられている。<もっと調べる> ここは高麗太祖時に開国壮絶公申崇謙將軍が殉死したところである。申崇謙将軍は泰封の騎將で裵玄慶など弓裔を追い出し王建をを奉じて高麗を開国した。将軍はその後に大将軍になって927年（太祖10）に新羅を危機から救おうと太祖王建と共に後百済軍を相手に大邱公山で戦ったが、後百済軍に大敗した。この戦いで将軍は王建の命が危うくなると王建に変装し、王建の代わりに戦死。王健は将卒に変装して敵の包囲網をくぐり単身脱出する。太祖王健は将軍の死を悲しみに思い、彼の遺体を収め、光害州（今の春川）に戦死した場所に智妙寺を建て冥福を願った。その後、智妙寺は高麗滅亡と共に閉寺されたが、1607年（宣祖40）に慶尚道観察使柳永詢が閉寺した智妙寺の位置に表忠祠、表忠壇、忠烈碑を建設して、公の魂を慰め、忠誠を追悼した。今も麓の鳳舞亭の前にある大きい石は、王建が脱出してしばらく休み、座ったことから獨坐岩、表忠祠の裏山は王山と呼んでいる。これらの地名以外にも大邱にはこの戦いに由来する多くの地名が残っており、当時の激戦地の跡をよく示している。大邱広域市記念物第1号である。
