達城郡求智面道東里に位置している。道東書院は屏山書院、玉山書院、紹修書院、陶山書院と共に韓国の5大書院の一つである。1568年創建され、壬辰倭乱の中消失して、1605年に今の道東里の位置に再び重建されて甫勞洞書院と呼ばれた。1607年に道東書院と賜額になった。注目しなければならない部分は、道東書院にある土壁と、中正堂という講堂、水月樓、そして樹齢400年のイチョウである。土壁は軒丸瓦の装飾模様などが群を抜いて土壁として唯一の宝物と指定されている。水月樓から眺める素晴らしい洛東江の風景と平野の姿を見ることができる。中正堂では基壇に如意宝珠と魚をくわえている4つの竜頭を彫刻しておいた四勿箴が美しい。「礼でなければ見ない、礼でなければ聞かずに、礼でなければ言わず、礼でなければ動かない」という孔子の教えを意味するという。