大邱桂山洞聖堂は、1886年に大邱地域宣教活動に赴任したロベール
(Robert、AP1853~1922)神父が今の桂山洞聖堂が立つ敷地を購入し建設された。建てて1年で火災し、すべて焼失してしまう。その後再建に始め、プワネル神父が設計し、トタンやスタンドグラスなどの材料をフランス及び香港で取り寄せて3年が過ぎた1902年に完成。この建物は、大邱地域で唯一残っている1900年代初期の建築物である。大聖堂の平面はラテン十字形(Latin cross)で中心の本廊(nave)との両方の側廊(transept)で構成されている。このような平面構造は、大聖堂の平面、建物の外部と内部空間ではっきり見ることができる。また、建物全体的には鈍重なロマネスク様式を現しているが尖塔とステンドグラスなどのゴシック的要素が部分的に示されている.